Farewell and Goodnight(夕方ですが)

ずっと考えていた、
生活に一旦の区切りをつける段取りを整えまして、
もうそれは来週はじめとなりました。
いざ切り替わるとなると、あれこれと昔を思うこともあります。

それはそれは自分でも驚くほどの
あのころはよかったあのころああしておけばという
滑稽さすら感じるまでの執着 を
捨てきれない事柄や時期の記憶があります。

それは確かに宝物ではあるけれど。
今ぼんやりとした不安のなかで考えるのは、
懐かしさ、憧憬の念を抱く記憶というのは
絶対にホンモノのそれではないはずだと。

というのはそのときの経験と実質が
今の心にあるそれ とイコールのものでは決してない、
その当時からもア・トポス(どこかにあるもの)として
なにかと置き換えたことに始まり
その後自分で育て続け磨き上げてきた想いの結果であって
ホントは存在しなかった時間であり記憶なのだと思います。

そしてこちらのほうもさらに真実に近いと思われますが、
きっと大体においてそうなんだ、
この美しさ?も感じる記憶は実際のそれではない、と確信していますけれど、
逆に、そう思わないと、今ここから先にも進めないでしょう
そういう風にも感じます。

現実って言うものは多分そういうもの。
そして現実を繰り返す人生っていうのも多分そんな感じのもの。


本当にありがとうございました。いい経験をし、不器用ながらよい年をとりました。

About paradis

うさぎと暮らしている音楽好き そして認識の先にあるものに触れたい 世界の果てとわたしの果てが一致する その瞬間を待ち続けています

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