世紀の偉人へ

レヴィ・ストロースが亡くなられました。
もう15年以上、敬愛してやまず、私にとって礎となってきた思考体のひとつです。

彼の功績はほかの詳しい説明がたくさんありそれに譲りますが、
「自分・そしてその文化の”あたりまえ”は単に自分にとってのみそうであるだけで、
”そのことが普遍的で正しい”ということの根拠にはなりえない」ということを、
明解なロジックで説明し尽くしたことにあります。

自分を世界の中心に据えるのではなく、自分も世界の中のアイテムのひとつ、と。

母校の図書館から借りてきました

pansee sauvage

まだまだ構造主義は誰も消化していない。
なにかに扇動され、全員が同じ答えを導き出すような世界に安住している。
真の意味で、己の価値を外部に措ける思考は本当に困難なものです。

美しい文体と破綻なきノマド思考。世界全体へのやさしい眼差し。

安らかにお眠りください。

About paradis

うさぎと暮らしている音楽好き そして認識の先にあるものに触れたい 世界の果てとわたしの果てが一致する その瞬間を待ち続けています

6 Comments

  1. こんばんは
    レヴィ・ストロース…「悲しき熱帯」の人だったのですね。
    正直読んだことはありませんが、なんとも言えぬ切ない題名が印象に
    残っています。
    読んでみようかな。

  2. Kouさん

    おはようございます。
    「悲しき熱帯」、は名前に反してとてもアグレッシヴな本です。
    この方は文章がとても上手なんですよね。吸い込まれるように体系が入っていきます。
    最近新書になってましたよね。お勧めします。

  3. ツイッターのフォローとフリッカーのコンタクトありがとうございます。
    ステキなブログですね!
    僕は神戸女学院の内田樹先生の大ファンで、彼の著作を通じて構造主義を知りました。
    また遊びに来ますのでよろしくお願いします。

  4. shinさま

    はじめまして!実は私以前からshinさんのblogを拝見させていただいてるのです。
    感激してしまう!こちらこそよろしくお願いします。
    DP2のリストをとおして、twitterでもう一度お目にかかって
    うれしくてすぐfollowさせていただいたのです。
    この文章を読まれて内田先生のお話をされるとは。
    レヴィ・ストロースが亡くなられたときの先生のblogもほんとうに素敵でしたよね。

  5. Booklogの書棚の中に「寝な構」を発見して嬉しくなってしまいました!
    僕もこの本は何度読み直したかわかりません。
    でもparadisさんは15年も前にLevi Straussの著作を読んでおられたんですね!
    すごい!またいろいろ教えて下さい。

  6. shinさん
    そのころ自分はガチガチに学内の思考にありまして、
    実際のところはわかってなかったのかもしれません。
    寝ながら~を最初に読んだあのときも大人にはなっていたはずなのですが
    実は、「ちょっとふざけてる?」と思ったのも事実です(笑
    まだまだ理解には程遠いです。でも遠いほうが楽しいですね!

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